マウスピースを使ったいびき治療の費用はいくらか?

いびきを治すため、「スリープスプリント」という就寝中に使用するマウスピースを作る事を勧められる事がありますが、このマウスピースにかかる費用は、保険が適用される場合と、自費で作る場合とでは、当然ながら3倍以上の費用の差が出てしまいます。

保険適用となった場合のマウスピースの費用は1万円から1万5千円程というところが多いかと思いますが、診断結果によっては、保険が適用されない事になります。この場合のマウスピースは3万円以上となります。

保険を使ってマウスピースを作るには

通常マウスピース自体は歯科医院で作ってもらうのですが、保険適用でマウスピースを作ってもらえるのは、内科やいびき外来などを受診し、「睡眠時無呼吸症候群」であると診断され、「スリープスプリント」による治療が必要とされた場合です。

「睡眠時無呼吸症候群」とは、睡眠時に一定回数以上呼吸が気道閉鎖によって停止させられ無呼吸となる病気です。

この診断書をもらって歯科医に持って行けば、保険適用でマウスピースを作ってもらええます。

マウスピース自体も高額ですが、実はこの診断をするためには、この検査に必要な専門の機器がある病院での検査入院が必要ですので、その費用と時間的な負担もかかります。

因みに、入院は1泊から2泊3日、検査費用は3万円位のところが多いようです。
ほかに、差額ベッド代や食事代など、入院日数や病院によってかなり差の出る費用がプラスで必要となります。

マウスピースでどんな効果があるのか

「スリープスプリント」による治療は、睡眠中に口の上下の歯にマウスピースをはめ込んで、歯の力を利用して顎全体を前方に出した状態にして気道を拡げ、寝ている間に舌根が上気道に沈み込むのを防ぐという方法です。

即効性はありますが、無理に顎の関節を前に出して固定するため、顎関節症になりやすいという欠点があります。
歯の本数や状態によっては使用できない場合もあります。

最後に

「睡眠時無呼吸症候群」と診断された場合には、事態は深刻で、それこそ命にかかわることですので、医師の判断に基づき直ちに治療を開始しなければなりませんが、それほど重大な事態でない場合には、せっかくマウスピースを作っても、一晩中口に入れて安眠出来る自信がない方には、作るまでの時間的、コスト的な負担は決して小さいものではありません。

デメリットなども充分に頭に入れ、検査前に受診した内科やいびき外来の先生、または、かかりつけの歯科医などと納得行くまで相談して決めましょう。

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