マジメに考える、いびきと脳梗塞のメカニズム

「たかがいびき」と思っている人は多いようですが、実はいびきは放置しておくととても恐ろしい事態を招く危険性があるということをご存知でしょうか?

お酒を飲んだときや疲れているときだけいびきをかくという人はまず心配ありませんが、毎日のようにいびきが習慣化している人は注意が必要です。

時には脳梗塞のような重大な病気も、いびきが原因で起こることもあるのです。

いびきと脳梗塞のメカニズム

なぜ、いびきと脳梗塞には深い関係があるのでしょうか。
そのメカニズムについてまとめてみました。

脳梗塞という病気について

まずは脳梗塞という病気について知りましょう。

脳の血管が詰まり、脳に必要な酸素が行き渡らなくなって壊死を起こすのが脳梗塞です。

脳の血管が詰まる原因は様々ですが、脳梗塞を発症してしまうと命の危険性もあり、助かったとしても半身不随などの後遺症が残るケースも少なくありません。

脳のどの部分が壊死したかによって症状の現れ方は異なりますが、腕や足などの体の一部分が麻痺したり、筋力が著しく低下します。

突然手足がしびれたり、力が入らなくなったり、ろれつが回らなくなったら脳梗塞の前兆かもしれません。

早期に治療することで症状を軽くすることが出来ますので、「おかしい」と思ったらすぐに救急車を呼びましょう。

いびきと脳梗塞の関係

脳梗塞により脳の一部が壊死すると、舌の緊張が緩んで舌が喉の奥に落ち込み、いびきをかきます。

普段いびきをかかない人が突然大きないびきをかき始めたら、注意して観察するようにしてください。

また、睡眠中に何度も呼吸が停止する「睡眠時無呼吸症候群」の人は、脳に運ばれるはずの酸素量の不足から、脳梗塞を発症しやすいと言われています。

睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、なるべく早期に専門機関へ相談しに行き、適切な治療を受けてください。

脳梗塞は初期症状を見極めて早期に治療することで入院も短く、後遺症も残らずに済むことが多い病気です。

注意が必要ないびき

実は脳梗塞の発覚が大きないびきであったという例は少なくありません。

普段あまりいびきをかかない人が突然大きないびきをかいて寝ているとき、夜はいびきをかくけれど日中の昼寝でもいびきをかいているときは、頭部に刺激を与えないように起こしてみるようにしてください。

それで目を覚ませば問題ありませんが、起こしても起きないときはすぐに救急車を呼びましょう。

寝ている間に脳梗塞を起こした可能性があります。

最後に

いびきと脳梗塞には密接な関係があるということは理解いただけましたでしょうか。

突然脳梗塞を起こして目の前で倒れた場合はすぐに対処できますが、寝ている間に脳梗塞を起こした場合はただ単にいびきをかいて寝ているだけなのか、脳梗塞なのか、判断が難しくなります。

普段のいびきと違う、と感じたら、注意して見てください。

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